第3部 異世界の刺客編
ある日、トチノキッドの前に姿を現したのは、彼にそっくりな紫の戦士だった。
その戦士は圧倒的な戦闘力を誇り「邪霊導士ヤミノキッド」と名乗る。
「なぜ自分と同じ姿をしているのか――」
問い詰めるトチノキッドに、ヤミノキッドは告げる。
自分は別の歴史を辿った世界線から来た、もう一人のトチノキッドだと…。
しかし、本当にそんな世界があるのか。
トチノキッドは信じきれず、疑念を抱えたまま戦いは続いていく。
その後、ガメルーラの気まぐれによって、再びセッショー石を巡る争奪戦が始まった。
トチノキッド達と大ジャレイ教団がぶつかるその場に、突如現れたのは謎の三人組。
彼らは一瞬の隙を突き、ガメルーラからセッショー石を奪い去ってしまう。
そして、その影に控えていたのは――「トチノキラー」
彼は、かつて現れたジゴヴァルと深い関わりを持つ存在らしい。
その名を耳にした瞬間、戦いを楽しむかのように振る舞っていたヤミノキッドの態度が一変する。
彼の表情に浮かんだのは、恐れか、それとも因縁か――。
やがてトチノキッドたちの戦いは、時空と次元を超える大決戦へ突入していく…。
2024/8/31公演 トチノキッド15周年SP「雷都の魂」






